トヨタ、クラウン・エステート発売延期

日経の記事によると、トヨタは新型車のクラウン・エステートの販売を延期するらしい。
エステートは従来は2024年3月までに発売予定だったが、6月下旬以降に延期する。
車両開発の最終段階で時間がかかっているといい、品質向上を優先するとのこと。

まあ、3ヶ月程度の遅れなら別にいいんではないかと思うが。
それより車両開発の最終段階で時間がかかっているという言い訳、どう見るべきか？

来月発売予定だったとしたら、すでに量産車をラインで流して作っているはず。
これは何かしらの販売不可の問題が見つかったのかもね。

子会社のダイハツのような不正検査みたいなものだったら、もうお笑いだ。
トヨタの純利益が4兆5千億円になりそうとか、世界販売が過去最高の水準とか報道されているが、一般の消費者にはあまり関係なし。
トヨタの時価総額が50兆円を超えたからといって、自分のトヨタ車の馬力が上がるわけではない。
それより、ダイハツや日野みたいな不正な検査を通過した車を買う方が嫌だ。

クラウン・エステートって”クラウン群”では一番マシかな。相変わらずデカイけど…
FFベース(のe-4WDだけかも)のワゴンですが、その昔、マークIIのワゴンもFFだったこともあった。

今のトヨタの日本でのラインアップ、カローラとクラウンとの間のクラスが無くなってしまったね。
いわゆる、”丁度良いサイズのちょっと良い”クラスが無いのが残念。
カムリがちょっと良い車であったのに、アメリカ向けだから全長がほぼ5m。結局日本市場から撤退。

ホンダや日産はそこにつけ入る車を出せば良いのにね。
でも今は体力が無いから無理なのでしょう。