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日本は八尺様、あっちはスレンダーマン [SF・マンガ]

「八尺様」とは、2008年8月にネット掲示板に投稿された怪談に登場する、身長が八尺(240cm)あるとされる女性の妖怪。
水木しげるとかの昔ながらの日本の妖怪ではなく、「口裂け女」とか都市伝説的なものらしい。
ネット発祥の新しいキャラクターといったところか。

アメリカではやや遅れて2009年ごろにインターネットで「スレンダーマン」という架空のキャラクターが登場した。
細身で異常に背が高く、黒い背広を着た、無表情、またはのっぺらぼうの男で、ストーカーや拉致したり、トラウマを与えたりする。特に子どもがその対象とされる。
これも日本で言えば妖怪の類だろうな。
アメリカでは子供が「スレンダーマン恐怖症」を発症したなんて話もあるそうだ。
(これは「口裂け女」の時の日本と似ている。)

同じ時期に同じようなキャラクターの妖怪話が日米で発生した。
それもインターネット上でのこと。
なんとも日米を跨いで作為的現象ですね。
ネット上での口コミとか噂話の伝搬の実験でもしていたのでしょうかね?

ただ、日本は女性の妖怪、アメリカは男性の妖怪という違いがある。
前々からTVアニメの主人公が日本は女の子ばかりになっているのに配慮したのかな。
アメリカではまだ男性主人公が多そうだが。(それでもS.Wは女性のジェダイが主人公だし、最近のアメコミはLGBTQに配慮しすぎて何が何だか)

それぞれのお国の趣向を反映して新しいキャラクター(妖怪)を作り出しているようですな。

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